金曜日

不安性人格障害とは

不安性人格障害は別名回避型人格障害とも言われています。特徴としては常に不安を感じている、人に対して劣等感を感じている、人からの批判や拒否的態度に対して異常に敏感に反応する、相手が自分を好きであるという確信がないと人間関係を持てないなどの特徴があります。

不安性人格障害の方は、このように常に社会に対して人に対して、過敏に不安や恐れを抱きやすいとも言えます。だから当然社会的な様々な集団や組織に対して回避的にもなるわけです。
また、思い込みも激しいので、人から言われたことを極端に考えてしまう傾向もあるようです。

このように不安性人格障害と似たような疾患として、神経症におけるパニック障害や社会恐怖などが挙げられますが、パニック障害の場合は一過性であるのに対して、不安性人格障害の場合は、症状が慢性的になるという点が違いといえるでしょう。