火曜日

人格障害と遺伝について

人格障害は遺伝するかというと、全くしないということはないが、ほとんど遺伝しないと言われています。

どちらかというと、発症も10代後半からですし、幼いころからの生活環境が遺伝よりも関係性があるのではないかと思われます。

かといって人格障害の場合、うつ病やパニック障害のような症状も合併していることが多く、現在ではそううつ病との関連性が言われていますので何らかの脳の器質のようなものは遺伝する可能性もあるかもしれません。

環境でいえば人格障害の場合、親に過保護に育てられ、分離不安を乗り越えられなかったり、逆に劣悪に育てられたりといった環境では人格障害になりやすいといえます。

いずれにしても、まだ精神医学でも人格障害の遺伝性については確かなことは分かっていません、生活環境がやはり重要視されているようです。