金曜日

人格障害の薬

人格障害は性格的な偏りが、障害となるものなので、薬を服用すれば治るという性質ものではありません。

最近では人格障害と、躁うつ病の関係が言われているように、人格障害の方はうつ状態になる人もいますし、ある場面では極度の対人恐怖や、緊張感が強く現れるケースがあります。

人格障害の方の中には、抗うつ薬や、抗不安薬、精神安定剤、睡眠薬といった薬を服用されている方は、かなりいると思います。

ただ、これはあくまでも、精神的に安定させるもので、性格的に変えるというものではありません。人格障害の治療は、以下に性格的な歪みを改善し、良好な社会生活を送れるようにするかということがポイントになると思います。

だから薬はあくまでも、人格障害を完全に治すものではなく、補助的なものであると考えられます。
同時に、人格障害特有の心の不安定さは、時として破滅的になったりもしますからそれらの衝動を抑えるという働きも薬にはあるかもしれません。