金曜日

強迫性人格障害とは

強迫性人格障害の特徴は、物事に対して常にこだわりを持って、それに強く強迫的になほどに執着してしまう人格障害の一種です。

強迫性人格障害の人は、例えばすごく慎重で几帳面ですが、形式や順序などには異常にこだわりますし、形式や順序だけでなく、道徳心などといった精神面でも必要以上に守ろうとする意識が高いです。それはそれでいいのかもしれませんが、強迫性人格障害の場合は、全く持ってそれらに対して融通が利きません。

だから自分なりの価値観や形式にこだわって、全く他の人の意見も聞かず、他の考えも柔軟に持つなどということができないのです。

よくものを捨てられない人という人がいますが、中にはものを捨てたくないという強迫性人格障害の特徴を持っている人なのかもしれませんね。

あまりにも物事に対して完全主義、潔癖、こだわりがあると普通の人間関係も築けないですし、自分自身にもマイナスに働いてしまう可能性があると思います。

神経症の中にも強迫障害というものがありますが、強迫性人格障害と似ていますが、強迫障害の方が真の強迫行為や強迫観念があるかないかが大きな分かれ道なようです。